ウーロン海

株について考えをまとめたり、近況報告をします。

今のNISAの状況と新NISAについて

現行NISAはeMAXIS S&P500を積み立てています。

楽天証券のスクショ


新NISAですが、積み立て投資枠でeMAXISオルカンを毎月5万円ずつ積み立てようかなと考えています。

現行NISAの33,333円/月と、特定口座で最近20,000円/月オルカンを買っているので、その分を新NISAに移す感じですね。

S&Pは現行NISA終了後も引き続き保有する方針です。暴落でも起きたらスポット購入で買い増しするかもしれません。



成長枠はまだぼんやりとしか考えてないです。米国債ETFの購入を考えていたのですが、フライングで買ってしまったので。。。

損益通算できないので、特定口座で買うより慎重に考えてしまいます。

個別株を買う場合、YCCが今後撤廃される→金利上昇→銀行株など、ある程度時間軸長めで上昇するストーリーが描ける銘柄を買うつもりです。



そういえばNISA儲かる儲からない論争など、最近NISAに関するポストを最近目にします。

個別株を買っているなら別ですが、自分みたいに今インデックス型投信を買っている場合は利確も損切りもしないから

今の段階で含み益か含み損かは別にどうでもいい話です。リスクが自分の許容度を越えているなら無理にやる必要もないので。



閑話休題で、自分の状況だと積み立て投資枠の最大まで使えそうなのですが、あえて半力に抑えました。

特定口座で短期売買目的で何かを買うかもしれないし、今練習してる日経225先物の口座への入金も考えてるからです。


近況ですが、株のポートフォリオは毎日見てますが、売買頻度は下げています。

理由は簡単で在宅勤務が最近少ないのと、仕事が忙しくザラ場を見れないからですね。(この一文が会社の人にバレたら終わる)

自分みたいな働き方の人は、ポートフォリオを組む段階でこうなったら利確してこうなったら撤退するなどの考えを練っておき、

(値幅だけではなくファンダ面でも)一度組んだらある程度の期間保有し続ける方がよさそうです。

最近まで一番買ってた銘柄が-7%とかで劣後してる感が半端なかったのですが、戻してきたので一安心しました。

2023年9月

2023年9月のパフォーマンス(正式には8/26を起算日としているので8月末から)は+5.75%でした。

前半は適当にバリューとか銀行を買っておけば儲かったのですが後半から風向きが変わっており、

現在の地合いはよく分かりません。アメリカの政府機関閉鎖が地合いに悪影響を及ぼすのではないかと

危惧していたのですがひとまずそれは回避されました。ただ日経平均のチャートがあまり良くないため、油断できないです。


10月は、7~8月にやっていた決算を基にしたポジション構築や、

監視していてチャートパターンがある程度分かる銘柄の短期スイングなどでうまく回していけたらと思います。

ただ前者の方法は銘柄選びにかなり時間がかかります。ある程度監視リストにまとめているのでそこから

チャートと需給が良さそうなものを買うことになると思います。

まだ建築セクターで止まっている四季報も読み進めないと...

パフォーマンス算出法(part2)

パフォーマンス算出に指数を含めるようにしました。



本を買ったり時間を割いている上に、ロングだけでなくショートもできる状態でアクティブな運用をする以上、

指数には勝つ必要があると思うので記録します。

とはいえ利確の際に税金分引かれるので分が悪いですが。上図でも9/20前後に手じまいを何個か入れたので大きく減ってます。


ちなみに本は四季報とこれです。アフィリンクはありません。
books.google.co.jp

パフォーマンス算出方法

パフォーマンス算出を行います。

マネーフォワード、kaview等の有料サービスに課金すれば簡単ですが、課金するためのお金がないのでスプレッドシードを活用します。


私はSBI証券を利用しているのですが、My資産トップの資産残高および資産推移欄の資産残高をスプレッドシートに記入し、

算出開始日に対するパフォを記録できる簡単なシートを作成しました。

8月中旬以前は入金を繰り返していて反映させるのが面倒なので、起算日は8月26日にしてあります。
土曜日なのは、SBIの資産推移欄のグラフの更新が毎週土曜に行われるからです。


いまのところは極力毎日記載しようとは思うのですが、忘れてもMy資産に毎週の資産額が表示されるので
それを入力すればパフォ確認ができます。


入金をした場合は入金欄に金額を記入して資産から引けば、入金によるパフォの誤解を防ぐことができます。

上方修正銘柄を購入するタイミングを調べてみた(Part 1)

投資戦略として決算ドリブンな短期スイングトレードを行う方針にしましたが、上方修正銘柄を購入するタイミングが分かりません。
そこで、2022年9月に上方修正を発表した銘柄のチャートを確認してみることにしました。

①アクセル【6730】
セクター:パチンコ
2022年9月21日に業績の上方修正を行いました。
上方修正発表時時価総額:約100億円

出典:株式会社アクセル「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」

これを受けたチャートの推移は以下の通りです。


上記のように一度窓を開けて上昇した後に一度下落し、再度上昇することが多いのですが、具体的に何日後に下落し再度上昇するのかという目安を知りたかったので、過去事例を調べて学習することにしました。



オンワードホールディングス【8016】
セクター:アパレル

2022年9月27日に業績の上方修正を行いました。
上方修正発表時時価総額:約450億円

出典:株式会社オンワードホールディングス「業績予想の修正に関するお知らせ」



③ナカボーテック【1787】
セクター:建設

2022年9月26日に業績の上方修正を行いました。
上方修正発表時時価総額:約100億円

出典:株式会社ナカボーテック「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」

出来高が少ないせいか、上方修正発表後もほどんどヨコヨコです。



④オーエス【9637】
セクター:サービス業(映画館、不動産)

2022年9月12日に業績の上方修正を行いました。
上方修正発表時時価総額:約100億円

出典:オーエス株式会社「業績予想の修正に関するお知らせ」

天井で買ってしまった人は、今年の7月13日までずっと含み損でした。



上方修正を行った銘柄でも、普段の出来高が1000未満の銘柄は資金の流入が少ないため、思うように株価が上昇しないことがあるようです。
また、上方修正翌日にギャップアップを起こしているのを見て慌てて買うと思わぬ大損をしてしまうことが分かりました。

PLANT(7646)の3Q決算が出ました【2023.07.24】

本日13時にPLANTの3Q決算が発表となり、売上高と粗利は予想値から約100百万円上回っていました。

出典:PLANT 2023年9月期第3四半期決算概要


水道光熱費の上昇値が1,2Qより抑えられたのも加わり、経常利益が通期目標を達成と上振れたため、

ロングの判断は悪くなかったと思うのですが、上方修正が無かったことで株価は下落となりました。



発表時は決算を見て上がることを確信して、少しチャートを見ていたのですが思うように上がっていないので

放置していたら下落していて絶望していました。

しかし、どう転んでも今日中にポジションを閉じることを決めていたので引け前に損切りをしました。
平均購入金額791円→損切時759円


決算が良くて株が上がらないパターンを考えていなかったので、損切りが遅れてしまったのは反省です。

チャートを見ているときに利幅は小さいですが利確できるタイミングもあったため明確な実力不足であり、
この点は次回のトレードに生かしたいです。


唯一良かった点を書くと、ここ数日の出来高が以前の決算時より多かったので、織り込みか短期筋のロング仕込みが入ってるかな?と一瞬疑念を抱いて、ロングしたもののロットを当初の想定よりも小さくしました。
これにより損失は大した金額ではなかったので不幸中の幸いです



余談ですが今朝マネーフォワードの空売り損切りしたのですが、その後しっかり下がっていて泣きました。

今日は地合いが良く(空売り的には悪い)、株主の外国人比率が高いため円安の再進行による外国人の買い増しを想定し一旦ポジションを手放しました。どうせ今日は上げて終わるから明日また確認しようと思ったのですが大失敗でした。。。5750越えで玉を建てるチャンスがあったので残念です。

マネーフォワードは黒字化したとしても今の半値でも高いくらいの感覚なので、明日以降また空売りできるタイミングで入りたいと思います。

日足を見たのですが、近いうちにサポートラインを割りこんで下落に向かう可能性もありますね。
押し目での出来高もだんだんと少なくなっているのでチェックは怠らないようにします。

PLANT(7646)の決算予測とポジション

PLANTの第三四半期決算が明日(07/24)引け後に発表となります。

前期=2022年9月期、今期=2023年9月期

月次営業報告から決算内容を予測しロングすることにしたので根拠をメモしておきます。

まず、4~6月の月次営業報告からみた売上は前期比で平均1.63%の上昇となり、会社の年次売上予測の前年度比
0.7%増を上回っています。

出典:Plantホームページ


粗利率も2022年度9月期からから毎四半期で前々期に対し上昇を続けており、今期の第一、第二四半期はそれぞれ
前年度比で0.66, 0.33%のプラスです。

ここから第三四半期の粗利率が前年度比+0.3%の22.6%とコンサバに予測し、粗利を計算しました。

売上高は上に記載したように、前年度比1.63%上昇と考え24484.5百万円、粗利は5533百万円となります。

ここまで書くと売り上げは予想より大きいし勝ち確定!と考えるかもしれませんが、そんな簡単な話ではなく落とし穴があります。


それは光熱費の高騰です。
2022年9月期の決算発表において、今期は292百万円の光熱費の上昇を見込んでいました。

2022年9月期決算発表資料


しかし、今期の第2四半期の時点で、既に前期比で214百万円上昇しています。1四半期で前期比100百万円くらい増えているので、
通期では会社の予想を100百万円程上回る試算になります。

2023年度9月期 第2四半期決算説明会

従って、粗利の上昇と比較吟味しなくてはいけません。
第3四半期の予測粗利が5533百円(前期比+161百万円)で、光熱費は+100百万円とすると、
売り上げの増加で光熱費の増加を相殺し、60百円ほどプラスになると考えられます。

また、第二四半期の時点で通期の経常利益予想の66.9%を達成していますが、コロナの再流行や電気代の高止まりを理由に
見送った通期業績予想の見直しを狙ってロングポジションを持つ方針としました。

補足として、第2四半期時点で見送った理由は特別利益が多く計上されたためというのも考えられますが、
コロナのマイナス要素が消え、第3四半期において売上が前期より多いため見直しが起こる可能性が高いと判断しました。


他のリスク:粗利率の上昇幅低下

決算予測が外れた場合、株価が年初来安値の水準まで低下すると考えると、推定ドローダウンは購入額の19%程度になりそうです。
ただ、同業他社及び本社の過去のPERと比較すると株価は割安圏のため、決算成功したら1000円くらいまで株価は上昇すると思われます。